政治・経済には向き不向きがある?その理由や注意点、高得点を取るための方法と共にご紹介

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受験科目の社会科はどの科目も膨大な知識量を求められるため、勉強するのが大変ですよね。

しかし、その中でも政治・経済は求められる知識量が少ないことから、他の社会科目と比べて楽だと考える人もいるのではないでしょうか。

実は、政治・経済には向き不向きがあり、誰がやっても高い点数が取れるという科目ではないため、苦手な人にはオススメできません。

この記事では、政治・経済に向き・不向きがある理由や政治・経済を選択する際の注意点などをご紹介します。

政治・経済には向き不向きがある理由

前述したとおり、政治・経済には向き・不向きがあります。

求められる知識量が少ないので他の社会科目よりも早く終わる可能性はありますが、人によっては全く点数を取ることができずに地獄を見るという可能性が政治・経済にはあります。

ある程度勉強してから政治・経済が向いていないと分かった場合、勉強した時間が無駄になってしまうため、事前に見極めることが重要です。

この部分では、政治・経済に向き・不向きがある理由をご紹介します。

政治・経済は好き嫌いが影響する

政治・経済で扱う知識はその名の通り政治や経済分野に関するものです。

そのため、政治・経済を好きな人と嫌いな人の間では学習の効率や点数の差が出やすい科目となっています。

政治や経済が嫌いな人/興味がない人は危険

そのため、元々政治や経済に興味がない人、苦手意識を持っている人が勉強に取り組むと、頭に入ってこなかったり、そもそも参考書に書いてある文章の意味が理解できなかったりする可能性があります。

つまり、分からない人にとっては基礎を理解すること自体がとても難易度が高く、政治・経済が好きではない人や元来詳しくない、知らない人が政治・経済をマスターするのはハードルが高いです。

政治や経済が嫌い、興味がない場合は、誰がやっても上がる日本史や世界史を推奨しています。

政治や経済が好きな人/興味がある人は向いている

では政治・経済はどういう人に向いているかというと、それは根本的に政治・経済に興味がある人、それから中学受験や高校入試において公民分野を得意としており、それらをきちんと押さえていて覚えている人でしょう。

そのため政治・経済は好き嫌いが習熟速度にもかなり影響が出やすい科目です。

このようなことがあるため、政治や経済に日頃から興味がある人にはおすすめです。

政治・経済を受験科目に選択する際の注意点

これから受験をしようとする人の中には政治・経済ならば間に合うのではないかと思い手を出す人がいるかもしれません。

確かに政治・経済は社会の中では時間がかかりにくい科目ですが、政治・経済に手を出す時の注意点が存在しますのでそれをご説明します。

政治・経済という科目自体現代のものが多いため、人名だけではなく法律や経済用語など少し難しい言葉が出てきます。

しかしながら政経の教科書や用語集が日本史や世界史のそれと比べると、薄かったことからもわかるように絶対量は明らかに少ないです。

  • 量が少ないとはいえ逆転しやすい訳ではない
  • 勉強し始める期限は遅くとも9月まで

量が少ないとはいえ逆転しやすい訳ではない

政治・経済は社会科目の中でも求められる知識量が比較的少ないために「高い点数が取りやすい」と考えている人も少なくないのではないでしょうか。

実は、量が少ないからと言って高い点数が取りやすい訳ではないのです。

この理由として、グラフや表に対して知識を応用して使わなければならないことが挙げられます。

そのため、政治・経済は日本史や世界史と比べて、覚えたらすぐに解けるものではなく、問題に対して知識を応用させる力が求められるのです。

勉強し始める期限は遅くとも9月まで

政治・経済を勉強し始めるタイムリミットは9月まで(夏休みまで)と言われています。

というのも、前述したとおり、政治・経済は知識を覚えたらすぐに解けるものではなく、問題に対して応用させる力が求められるためです。

用語や知識を覚えて、いざ問題演習や過去問演習に取り組んだ時に「全く点数が上がらない」という状態に陥る可能性があるのです。

点数を安定させるための過去問演習の時間をとるためにも、政治・経済を受験に使いたい人は遅くとも9月までに始めるようにしましょう。

政治・経済で高い点数を取るには?

点数が安定するまでに時間がかかる政治・経済ですが、どのように勉強すれば高い点数をとることができるのでしょうか。

この部分では、政治・経済で高い点数を取るための方法をご紹介します。

少しでも高い点数を取って志望校合格に近づいていきましょう。

用語を流れと共に覚える

政治・経済を実際に解けるようにして、直前期に点数を取ることができるようにするためには、きちんと政治・経済の用語を流れと共に覚えることが重要です。

用語がどのような文脈で使われているのかを理解していないと解けない問題もあるので、論述ではなくても用語の周りの内容、すなわち流れをおさえる必要があります。

そのため1問1答のような覚え方とは相性が悪いです。

逆に考察したり、政治・経済のテーマを深く知ろうという人は向いているでしょう。

インプットよりもアウトプット量を重視する

政治・経済で高い点数を取るためには、知識を覚える段階のインプットの時間よりも問題を解くといったアウトプットの時間を重視することが重要です。

もちろん用語は覚えなくてはなりませんが、用語の区別、法律の細かに条件、ある法律が関わってくる事件、そしてその場でグラフを読まなくてはならないなど知識を応用する問題が多いと言えます。

そのため、過去問や問題集などを沢山解いて演習量を積むことで、問題に合わせて知識を応用する力を身につける必要があるのです。

また、演習をする中で苦手な分野を見つけて、克服することも忘れないようにしましょう。

異なる傾向の過去問に取り組む

政治・経済で高い点数を取りたい人は、志望校の過去問だけでなく、異なる傾向の過去問に取り組むようにしましょう。

異なる出題傾向の過去問に取り組むことで、知識を別の角度から切り取って問題を解く力を身につけることができます。

予測不能な問題が出てきても落ち着いて解けるように、異なる傾向の過去問にも取り組んでみてください。

政治・経済には向き不向きがある|まとめ

政治・経済には向き不向きがあることを中心に紹介していきましたが、いかがだったでしょうか。

政治・経済は政治や経済分野を扱っている科目のため、日頃からそれらに興味がある人でないと高い点数をとるのは難しいです。

また、求められる知識量は少ないですが、応用力を身につけるのに時間がかかってしまうため、政治・経済を受験に使いたい人は遅くとも9月までに始めましょう。

流れと共に用語を覚えて、演習を積み重ねることで、政治・経済の高い点数を取れる可能性が高まるので、政治・経済を勉強しようと考えている人は参考にしてみてくださいね。

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